”安全” で ”ウマい” 農産物作りを目指して・・・
元気な田んぼで安心、安全、美味しいお米を作りたい。その思いから田んぼの環境改善に取り組んできました。
現在も、土壌中の微生物・昆虫、小動物や鳥類、様々な生き物が生息する農地・水田で、人にも環境にも優しい減農薬を実践しています。
そして今日、庄内の豊かな自然の中で育まれたお米は、安全性はもとより美味しいお米としても評価されるようになりました。
これからも豊かな環境を守りながら、元気なお米を作りますので、皆様に私どものお米をご堪能頂けましたら幸いです。2017年4月
阿部ファーム生産者 アベタクヤ
安全性 / 食の安全、生態系への配慮を目指して
当農園では、特栽農産物の認証を受け、高い安全基準をクリアしております。また、おいしい米作りの基本となる、周辺環境・生態系との調和をめざし、持続性の高さを示す「エコファーマー認証」の基準もクリアしました。
特栽農産物認証 | 認証番号: H26-D053
認証日: 平成26年8月5日 正式名称: 山形県特別栽培農産物認証登録 概要:「公益財団法人やまがた農業支援センター特別栽培農産物認証業務規程」第5条9項の規定により認証登録。 |
エコファーマー認証 | 認証番号: D1-2828号
認証日: 平成26年9月8日 正式名称: 山形県持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画認証 概要:「持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画の導入の促進に関する法律(平成11年法律第110号)」第4条3項の規定、 及び、「山形県持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画認定要領(平成12年農技第945号)」第2条3項の規定により認定。 |
食味性 / おいしいお米を目指して
第16回米・食味分析鑑定コンクール国際大会に当農園の米を出品し、成分分析を行いました。
生産年 | 品種 | 蛋白質 | アミロース | 脂肪酸 | 水分 |
平成26年 | コシヒカリ | 6.3% | 19.0% | 21.0㎎ | 14.8% |
平成26年 | つや姫 | 6.1% | 18.7% | 18.4㎎ | 14.5% |
各成分の解説
蛋白質 | 蛋白質は水を通さないため、お米の吸水を阻害します。蛋白質が少ないお米は、吸水が良いため、炊き上がりがふっくらとした美味しいご飯になります。日本の白米の蛋白質含有量の平均値は、6.8%です。 |
アミロース | アミロースの割合が低いほど美味しいお米になります。食味評価の最も良い新潟産コシヒカリは、アミロースの割合が16~17%位であり、パサパサして硬いお米は、22~23%位になります。 |
脂肪酸 | 米の脂肪は、貯蔵中に徐々に酸化されるため、酸化度により古米化の進み度合いがわかります。収穫直後の新米は、10~20㎎が標準ですが、時間とともにこの数値は高くなります。脂肪酸化度は、低いほど新鮮で美味しいお米になります。 |
水分 | 16%基準の範囲内で、水分の高い米ほど美味しいお米になります。 |